ざつおん

30代後半グラフィックデザイナー(女)による他愛もない話。

離乳食の落としどころ

育児は色んなステップがあるけれど、始まる前から嫌で嫌でしょうがなく、

ガチガチに身構えてかかったのが、「離乳食」。

先輩ママたちからあーだこーだと聞く話の中でも怖い話だらけだった「離乳食」。

・生まれて初めてピーマンの薄皮をむいた

ブロッコリー裏ごししろって言ったやつ出てこい

・冷凍ストック作るだけで休日が終わる

などなど、恐ろしくて恐ろしくて震える……

 

だって私、「料理」は好きだが、「食事」を作ることは好きではない。

自分が食べなかったり気乗りしないときは作らない。例え共に暮らす夫が腹を空かせていても、大人なんだから自分でなんとかしよ?というのが我が家である。

ということで、離乳食を手間暇かけて身を削って作るなんて、絶ッ対に嫌!!

 

ということで、自己の特性を再度分析して解決策を考え、事前調査をし、必要なものを用意し、実践しながらストレスのない「離乳食の用意の仕方」を確立していったのでありました。

 

以下、完全なる自己メモですが、私の見つけた離乳食の落とし所までの経過です。

 

 

【私の特性と解決策】

・料理は好き

→ 味付けをパッと考えることは得意

 

・食事を作るのは好きじゃない

→ストックを作るためだけの時間を取らない

 

・母乳神話や手作り神話に傾倒していない

→ 市販品ジャンジャン使ってこ

 

 

【事前調査と必要なもの】

・「離乳食はつくらなくてもいいんです」を読む

→ 中身は手作り神話からの脱却メッセージが8割、実戦に必要なのは最終章のみ)

・生協の離乳食用食材が便利

→ 都内だとパルシステムかコープになる。どちらも月会費無料期間や入って数ヶ月の優遇クーポンがあるので、時期をずらして入るとお得。同時期に入ると損。初期(5ヶ月〜)は離乳食に力を入れているパルシステム、後期(10ヶ月〜)は商品が多く安めのコープが便利。

 

・ベビーフードは何買う?

→はじめは素材をあげる感じなので、フレークや生協の冷凍ペーストが良い。食べられるものが増えてきたら便利なので、9ヶ月以降でまとめ買い。

ツイッターのおりえさんのメッセージのリプ欄が神だった。ここで見つけたものをよく買った。

→私的大ヒットフルリピは「カルビーじゃがマッシュ」と「Gerberライスシリアル」。じゃがマッシュはメインにすることはもちろん、おかずの汁気が多い時のとろみに追加したり、大人のポテサラにも使える万能選手。Gerberライスシリアルは、最初から完了期までずっと子の主食。(「離乳食はつくらなくてもいいんです」でも紹介されてます)

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・すりつぶすには?

→ 巷ではブレンダーが神と言われているが、「絶対にストックを作らない」と決めた私にはひつようなかった

→ 神は「100均のすり鉢」だった。このまま子供にあげる時の食器として使い、ちょっと粒大きめだったらさっと潰せる。安いけど見た目も悪くなく離乳食後も使えそう。

ミニすり鉢 | 【公式】DAISO(ダイソー)ネットストア

 

・レシピ

味付けの加減やどんな完成品があるかを把握しておきたかったので、めちゃ評判の良いたまひよの本を購入。制作手順をみて「全部この通り作ってたらマジで陽がくれるわ…」という恐怖を改めて体感しながら、完成品の素材や味をインプット。

 

 

【離乳食の用意の仕方】

1、献立考える

2、素材を数種類解凍 or お湯で溶くなどして用意

3、その場で調味料(赤ちゃん用だしのもと、スープの素など)で味付け

完!正味5〜10分で完成〜!

あるもので献立考えて味付けをするのは好きなので、生協やベビーフードの素材を毎度錬金術してます。

 

 

【まとめ】

離乳食をゼロから作ることが楽しみな方もいるし、毎回献立を考えるくらいなら一気に作り置きした方が楽な方もいるはず。

結局自分の特性によって何がストレスで何がストレスじゃないか、を見極めてプラン立てるのが正解だなと思いました。

まずは、己の特性と見つめ合うべし。話はそこからだ。

 

 

自分メモ的な要素がデカいポストですが、どこかの誰かの参考になれば!

【出産忘備録】〜そして伝説(無痛)へ〜

3月5日20時59分、息子が誕生しました!以下、分刻みの忘備録を。
産後ハイで眠れない出産直後に綴ったので、かなり詳細です。
結論、麻酔は神。
 
أيدٍ مطوية
そして「安産」と言われても個人的にはなかなか壮絶体験でした。
 
3月4日
39w検診で「まだまだだねぇ」と言われ、散歩に精を出す。
 
3月5日
 
9:00 
産前最後のお仕事(印刷入稿)終了!

10:30
昨日まだまだと言われたし、と美容室へ。しっかりカット&カラーを。体調良し。
 
12:30
今日も歩かねば、と思い、美容室から2駅(徒歩で45分くらい)の家まで歩いて帰ることに。
 
13:00
お腹が張りまくり定期的に痛むので、途中休憩しつつえっちらおっちら歩く。
最寄駅に着いた頃にジュワーの感触。破水?おしるし??
 
13:30
帰宅。確認したところ赤茶色の液がナプキンに。
トイレには少しの鮮血。これは…たぶん…おしるし!!
 
14:00
我慢できる生理痛程度の痛みが3分間隔できてる。今のうちに体力つけないと!ご飯食べないと!と思い、
てりたまチーズバーガー&シェイク&ポテトのセットを夫に買ってきてもらって食べる。(のちにこれを後悔することになる)
 
14:30
3分間隔のいたみが徐々に強く。きつい生理痛くらい。病院に電話。「うーんまだお話する余裕ありますもんね?前駆かなぁ」と言われるのでうめき声気味にする←😂
「念のため来てください。まだしばらくかかりそうなら一旦自宅待機になりますよ〜」と言われ、入院準備。
 
15:00
痛みの質が変わってきた!!声に出してうめかないと辛い!!1〜2分間隔に。え、初期は10〜30ぷん感覚とか言うよね??早ない???
夫と「これは紛れもなく本陣痛だ」と言い合う。痛みがひいたときにだけ動けるので、入院準備が捗らない。
 
15:30
なんとか準備して病院へGO。この時期に珍しく、出産は時間無制限で立ち会える産院なので、夫も共に。
 
16:00
陣痛がくると動けなくなってしゃがんでしまう。激痛の内診グリグリでは「まだ子宮口は1.5cmの開きですねぇ」と言われ絶望するも、この頃はもう痛みで涙が止まらない。痛みはもう1〜2分間隔。様子を察してくれた助産師さんの判断で、入院に。
 
17:00
個室に入り(我が産院は全部屋個室なのでした)NST(ノンストレステスト)
無痛分娩同意書を念のため先に渡すも、「15万円の課金」に尻込みしていて、なんとか自然で行きたい気持ちではある。
痛みがある時は無痛にするうううと言ってしまうも、引いてるときは冷静になる。痛みが引いてる時、現実逃避したい脳内麻薬効果か、眠気がくる。
夫「それはもう戦時中の怪我人の心理やな!」と突っ込み。
私、乾いた笑い。夫は愉快な関西人。
 
18:00
痛すぎて陣痛ピーク時に大量に嘔吐!
先程のてりたまチーズバーガー&シェイク&ポテトが…(自粛)
外まで叫びに近いうめき声が聞こえてたらしく、早めの内診にきてくれた。
陣痛中の内診!激!!!痛!!!
「子宮口3.5cm!順調ですね」の助産師さんの声にかぶせる勢いで「もお、無痛にしまああす!!!!」と絶叫。
痛みで定期的に叫ぶのを見兼ねてた夫も同意。15万円チャリーン。仕事再開したら、頑張って稼ぐね…
 
18:15
無痛麻酔のために分娩台に乗り、背中から無痛の麻酔をin。なんとここも夫は立ち合いok。
麻酔針を入れるための麻酔が痛かったけど、陣痛に比べたらなんのその!
しかし麻酔が効いてくるまでは相変わらず体硬直、震え、叫ぶ。
 
18:30
麻酔が効き始める。そもそも自然分娩推奨で、今年から無痛をはじめた院なので、完全無痛ではなくいきむための痛みは残す方針。無痛と言うよりは和痛に近い処置なのかもしれない。
とはいえ全然マシになった!きつめの生理痛くらいで、呼吸でなんとかできる…分娩台から病室へ戻る。「明日の朝くらいかなぁ」と助産師さん。夫、徹夜覚悟でコンビニで夜食調達。
 
19:00
弱まってた痛みがまた強くなった!半叫。また声聞こえたのか助産師さんの内診。お股はグリグリされても全く痛くないのに、陣痛半端ないっ。「あらまぁもう6cm!?早い!優秀!!」と褒められつつ麻酔追加オーダー。
ここで破水。
が、赤子がストレス?で胎便をしてしまったらしく羊水が汚物で濁っていたよう。
汚水を飲み込みすぎる前に、お産を早く進めねばということに。
(汚水に浸かってしまったので「胎盤を食べたい」というバースプランはここで断たれることに。涙)
 
19:30
再度分娩台へ。足腰が完全に麻痺して立ち上がれず、夫と助産師さんの介助で車椅子。
なのに陣痛はウゥッと声が漏れる酷すぎる生理痛くらいの痛み……
これ、麻酔なかったら絶対半狂乱になって泡吹いて意識飛ばしてたよね……?
 
19:45
分娩台でオマタグリグリ。「あらもう9cm、いや全開ですね!すごい!!」と褒められる。
オマタまわり全く痛くないので、麻酔で体の力が思ったより抜けてるのがよかったらしい。
麻酔がなかったらと思うと震える…
 
20:00
さらに超破水!いきみ開始!助産師さん曰く「頭の毛はもう見えてるよー」!!えっ、早。
陣痛ピーク、普通に激痛!!
が、たぶんマシなんだこれはと言い聞かせて頑張る。そしてまたも大量に嘔吐!まだあったのかよ、てりたまチーズバーガー。もうなりふり構わず吐瀉物まみれでいきむ。「あとどのくらいですか?!」と尋ねると「はやいよ!あと2時間くらいかな!」と言われ、軽く絶望。まだまだか…
 
20:30
羊水混濁の影響か、赤子の心拍が弱まってきたらしく、産科医さんが呼ばれる。
吸引器具を準備されつつ、麻酔が弱まってるのを感じて焦る。
助産師さん「麻酔追加するといきめなくなるから、このまま行きましょう!」と。
エエイッ、多分もっとすごいであろう本物の陣痛経験したくない!!今は麻痺しているお股の激痛も、経験したくない!!!の気概で、マジで気合入れていきむ。
 
20:50
産科医さんが赤子の旋回を手伝ってくれて、自力で行けるかもと。お股に頭が挟まってるの、私でも完全にわかる感覚。
まだなんとか残ってる麻酔のおかげでオマタはそこまで痛くない!陣痛は痛い!!
アアアアァァァァと、叫んでいきむ。が、そのサンシャイン池崎のいきみはNG。
「息を止めていきまないと力が入らないよ!!」という助産師さんの指示に従って、息止めてガチでいきむ。
頭が!!全部!!出たー!!!!👶🏻
 
20:59
頭が出たのちは力を抜いてゆき、産科医さんと助産師さんの手によって、にゅるんと
\全身爆誕
お股はヒリヒリするものの、たぶん麻酔でマシ。吸引も会陰切開も無し。
麻酔使ったのに陣痛促進剤無しでちゃんといきめたのがカナリ珍しいらしく、スタッフザワザワしてる。麻酔に強いのかなわたし…
陣痛開始から約7時間、入院から5時間で誕生「経産婦さん並の安産ですよ〜」と褒められる!
いやしかし、激痛で死にそうになったし、これで安産…これがお産…なるほど…命削れるわ…!
と、現実を噛み締めるのでした。
カメラマンの夫は、4台のカメラを駆使して一部始終の動画と写真撮りまくってた。笑
あ、あとで観るね…(恐)
 
 
【感想】
爆裂なスピードで子宮口が開いたから激痛だったのか、私が痛みに弱いのかは定かでないですが、
完全に麻酔なしのお産は考えられなかった…
あと、立ち合いで夫がいることがカナリ心強かったので(たまに笑わせてくるし)コロナ禍でも立ち合いを英断してくれてる産院に超絶感謝!!
貧血気味ですが、産後6時間経って産後ハイな26時にこれを綴っている今、そこそこ元気だし尿も自力だし、
多分体調は良き方…無痛分娩(というより私の場合和痛に近い体験だったかもですが😓)よ、ありがとう✨
もし次があったとしても、麻酔クン、絶対に君のこと、指名するから…!!!

【臨月〜正産期へ】予定日とはいいかげんなものである

妊婦になって生活するまで知らなかったことは多々あれど、一番マジかよ!?と思ったのは。
 
出産予定日とは、3週間前〜1週間後までのバッファがあるということ。
 
どういうことかって、
 
出産予定日とは、まぁまぁいいかげんであるということ。
 
妊娠が発覚すると、まず「出産予定日」というものが設定される。
そしてそこに向けて検診のスケジュールが組まれ、予定を立て、10ヶ月を突き進んでいく。
だから、マァその前後2日くらいの感覚で産まれるんだろうな〜と思ってましたよね。
 
が、「これから予定日まで、いつ産まれてもいいよー!」という時期が予定日の3週間も前からはじまるなんてしらなかった!
その時期を
正産期=妊娠37週目=妊娠10ヶ月目に入ってから1週間後(臨月の1週目は早産になるんだよね…というこれもわかりづれぇ!)という。
 
つまり、3/11が予定日だよと言われてた私ですが、2/18〜3/17までの間ならいつ生まれても良いですよ〜という状態なのです。バッファ、思ったより広いよ!!しかも、出てくるような出てこないような、毎日がドッキドキだよ!!!
 

 

 

 
そんな正産期に突入してからは、生まれる予兆を待ってそわそわと過ごしていたけど、
予定日1週間前の3/4の検診で「まだまだですね〜」「どんどん歩いて赤ちゃんを下げてください!」
と言われる。
 
そうかまだまだなのか…1週間後が予定日だし、超えてしまうかもな…と腹をくくり、
病院から家まで(2駅分、徒歩40分)を歩いて帰り、
そこからイオンへ買い物に行きまだまだなら今から子供の編み物でもするかと毛糸と編み針を買い、
さらに翌日美容院を予約したのでした。
 

 
いやぁ、まさか、
その美容院の帰りに陣痛が来るなんて、
思ってもいなかったよね。
 
<出産レポートへつづく>
 
p.s.
編み始めた帽子は出産から1ヶ月が経過しようとしている現在も、このまま編みかけです。涙

 

 

【妊娠10ヶ月】臨月と妊婦メンタル

9ヶ月中盤から、腰痛、肩こり、なんかよくわかんない箇所の痛み、と、中の人が成長して体がギシギシ広がることによる不調があらわれはじめる。
幸いにも通ってるクリニックには妊婦向けの針灸マッサージがあり、20分ほど歩いたところには行きつけの「楽になるカイロプラクティック」があるので、身体のメンテナンスにはこまめに投資しました。
 
臨月は、手前の記事でも書いたように頭にモヤがかかった感じは抜けず、無気力状態。
朝は早めに目覚めてしまうので、「よし今日こそはいろいろやるぞ!」と張り切るものの、昼にはもう「疲れたしなにもしたくなーい」モード。そしてすぐに夜。ハイ、おやすみなさ〜い!
鬱っぽいマイナスの意味じゃなく、ポジティブな「無気力」。
ただ「ダラダラしたーい」っていう甘えた気持ちが芽生えるだけなので、お妊婦様だし人様に迷惑かけない程度にダランとしてしまおうと受け入れ、自堕落を貪って幸せに過ごしました 。笑
 
この無気力感も妊婦あるあるらしく、ホルモンのせいとか。まじで、妊婦のいろいろ、全部ホルモンのせい説よ……!
 
そして、なるほどこういうことねーとなったのが後期つわり。
初期のいわゆる「つわり」は、体全体に謎のコントロール不能な不調が広がって気持ち悪いとか具合が悪いという、まさに今まで体験したことのない未知のホルモンの影響という感じ。
それに対して後期つわりは、胃が押し上げられていて容量が物理的に減ったために消化機能が落ちている、という感じ。
逆流性食道炎のような、喉にずっと何かが詰まってるような感覚もある。
 
ついに、ちょっと食べすぎた後に気持ち悪くなって、妊婦生活で初めてのリバースを経験しました。
ほんとただの容量オーバーだったんだろうな、胃が空っぽになったらスッキリさっぱり!わかりやすい。笑
 
いやーまじで妊婦、思ったより動けねぇぞ。物理的に体が重いだけじゃなく、なんとなくの無気力は想像つかなかった。
 
 
ちなみに、体調は浮き沈み色々あれど、妊娠中のメンタルは一貫してめちゃくちゃ安定していた。
不妊時は、願っても努力しても叶わないくじ運みたいなもんに振り回されて心がガタガタだったけど、
妊娠中は今後の不安やら期待やらのブレもなく、心が揺らぐようなことがなかった。
そもそも苛立ったり不安になることが少ない性格ではあるのだけど、こんなに穏やかな1年間はここ数年でも珍しいなと振り返って思うのでした。
 
こんなこと言うのもなんだけど、コロナの流行が、私には良かったのかも知れない。
・仕事量が自然と減ったため、疲れたらすぐゴロゴロできた
・飲み会や旅行を制限するのが日常になったので、私だけ遊びに行けない!という劣等感がなかった
・収入が減ったけど、お金を使う機会も減ったので結果オーライだった
 
みんな足並みを揃えてゆったりとした生活になったであろう2020年。
新たな出会いは減ったけど、代わりに信頼できる友達に密に会えた1年だった気がする。
元来の人見知りを年の功の技術でカバーしているタイプなので、人付き合いで無理することが減って、
そのペースがダラダラ妊婦生活にぴったりだったのかもしれない。
 
友人におすすめされた妊娠生活や育児の本を何冊か読んだ旦那さんが、
「嫁の精神の浮き沈みがあるとかメンヘラになる的な箇所が全く共感できなかった」
と言うので
「ハハハ、嫁が私でラッキーだったな!」と上から返事をしておきました。
 
私も、私が私で、今が今で、ラッキーだった!な!

【妊娠9ヶ月】妊婦脳で失った10万円

やってしまった。
見積もりの打ち間違えに気がつかず、請求金額が10万円以上減ってしまった。
泣きそう!!!
 
思い返せば、データの取り違えなど、ケアレスミスが増えてる。
仕事のスピードも圧倒的に落ちているが、お腹が張るからゴロゴロしがちだしな〜とのほほんとしていた。
が、楽観的ではいられなくなるくらい胸を突き刺した、見積もりの数字間違い。
 
10万円あったらあんなことやこんなことがぁぁぁ〜〜〜と、その日はそれ以降何も手につかなくなってしまって、
うーんうーんと悩みながら一夜明けた今もちょっと引きずってしまっている。
(そもそもこれもおかしい、こんなに引きずるタイプではないのに)
 
もしやと思って、小耳に挟んだことのある「妊婦脳」について調べてみると、
 
同じような悩みを抱える人が、なんと多いことか!!
 
バリバリ仕事していた人がミス連発で「こんなんじゃないのに…」と嘆いている。
わかるよわかる!
あと、今までは処理できていたことが処理できなくなってきている。会話の勘違いをしてしまうのである。
ちょっと難しいことを言われると
「えーっと?あんだって??」

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となってしまう。もうね、理解力が老婆。
バーテンダーとしてカウンターの会話をシャキシャキ回していたあの頃が遠い昔のよう…
 
あきらかに、脳がぼんやりしているのだ。
自己嫌悪に陥るくらいに。
 
 
どうやらこれも妊婦あるあるの一つのようで、
しかも「妊娠すると脳の構造が物理的に変化する」ということは科学的に立証されているらしい。
 
 
ええと。
「子どもに対する共感を強めるための「シナプスの再配線」をしている」
と?
なんと、妊婦は体内で別の人間を精製している状態だとは理解していたんだけど、
私自身をも作り替えているということか!?
 
神秘すぎるよ人間…
 
具体的に妊婦脳と呼ばれる脳がどう変わるかというと、
諸説あるらしいが大きくは下記の3点。
 
・軽い記憶障害になる
→新しく提示された情報を覚えることや、通常よりもややこしく提示された内容に対して覚えにくくなる傾向にあるというのが科学的に解明されている。
 
赤べこ並みにうんうんうんうんとなる。これこれ!これよ!!!
 
・睡眠不足から注意力散漫になる
エストロゲンの分泌や頻尿でまとまった睡眠が取れず、脳がぼんやりする
 
これも!これも!!出産後の短時間睡眠の練習になってるなぁ〜というプラス思考ですが、パフォーマンスの低下に一役買っていることは間違いない。
 
・貧血
→子に血液を送っていることから母体が貧血になりがち。それによる不具合が多い。
 
これはちょっと前から動機息切れが顕著だったので、鉄分をとることを超意識してはいた。
とはいえ足りてるんだかどうか…スカウター的な何かでみてもらいたい。私の鉄分量が何%なのか。
 
 
特に、科学的に解明されている「軽い記憶障害」については「原因不明」、と…!
とにかく休もうとか、今はもう仕方ないんだと楽観視するしかないらしい。
そういうもんなんだ、と受け容れるしかないらしい。
わかるよ、得意だよ受け入れ。
 
10万円は、出産前後も仕事をずっと続けるぞと思っている母にムっとしたお腹のあなたの
お茶目な悪戯ダネ☆と思って立ち直ろうと…思うよ…
 
じゅうまんえん…

【妊娠8ヶ月】THE妊婦!な、お腹になってきた

妊娠後期に凸!
ここからぐんぐんとお腹が大きくなるぞと言われていた通り、日々大きくなっている感がすごい。
腹の張り、腰痛、便秘、頻尿!と、ホルモンとかの内臓的な気持ち悪さではなく、
完全に子が大きくなっていることによる物理的な体調の不調にチェンジ。
妊娠中期の安定感は過ぎ去って、どんどん動くのが億劫になってくる。
 

 

体重の方は警報を鳴らされてから意識変化して、なんとかギリギリ上限の上線を走れております。
血糖値、血圧は、元通りに!ホッ
ご褒美のラーメン

 

全く食べないわけにもいかないので、やった対策としては、
青汁(桑茶)導入
・夜は炭水化物抜き
・パンとか洋菓子をやめる
・野菜中心、腹八分目
・水分を意識して摂る(2L目標)
と、まぁ一般的な。
今まで無制限だったので、ちゃんと意識して制限したらやればできるジャン私!という感じ。
数値が元どおりになってからは、量に気をつけながらもパンや洋菓子などは解禁しておりますw
 
そして胎動に変化が。
いままではぐるんぐるん回転しながらまさに羊水の中を泳ぐように動いてたんだけど、大きくゆったりとした動きに。
後期に入ると、赤子自体が大きくなってくると動けるスペースが小さくなってくるかららしい、
腹に手を這わせたり足を張ったり、より人間っぽい!そして、赤子が動くと腹の形がどんどん変わる。
ぐねんぐねんと、中からマッサージされてる感じ。新感覚。
たまに膀胱や肋骨押してアイテテテ!胃が押し上げられてオエエエエ。筋力ついてきたネ😂
 
特に私が寝ている時が動きが激しいらしく、こっそり夜に胎動チェックしている夫曰く
「握手するところだった」
らしいww

【妊娠5ヶ月〜7ヶ月】妊娠中期の安定感、最高! だけど体重が…

久々の検診(妊娠4ヶ月〜7ヶ月は1ヶ月に1度の検診となる)に行き、すくすく問題なく成長しているのを確認するのとほぼ同時に、体調が劇的に回復する。
 
疲れやすさはあるけれど、日中の調子の悪さがフッと消えた!
 
これが、これが安定期か!!!
 
お腹もまだそんなに出ていないし、ご飯はおいしくいただけるし、ちょっとしんどいなーとかがあっても特筆すべき不便な点がなかった。
ので、5〜6ヶ月の間は、しばらく書き留めるべきメモは残って無いです笑。
戌の日のお宮参りも無事に。

 

念願の胎動も出現。

 

ちなみに胎動がどんな感じかというと、

インドでお腹を壊したときの、あの感じ!!!

(伝わる人にだけ伝われ笑!!)
お腹の中をなにか別の物体がギュルギュルギュルと駆け抜けてる感じです。
インドのバラナシ〜デリーに向かう夜行列車でトイレに篭ったの、なつかしいな…
 
さて、そんな感じで順調な状態でしたが、7ヶ月に入ってからちょっと警報が鳴る。
 
減らぬ食欲!!(もともと大食いだし)
急激に増えた体重と比例して、上がる血糖値!!上昇気流に乗った血圧!!!
 
…ついに検診で「短期間に体重増えすぎです」という注意を助産師さんから受け、食事指導のため食事のメモを義務付けられ、血糖値の精密検査も必須とされる。
 
ハイ…7ヶ月で7kg増では、妊娠後期の「息をしてても太る」という時期の体重貯金ができていないため、
体重増加上限の10kgオーバーとなるのは目に見えていますよね…わかります…
 
ということで、欲望のままに食べていた日々を一旦見直すこととなるのであった。
コロナ禍で忘年会がほぼ無いことが、こんなによかったと思うことになるなんて。